上生萱神社(村社)

所在地は、村の辰巳(南東)の方、字石原南山にあり、建立は不明であるが、永禄12年(1569年)天和3年(1683年)諏訪大明神修復とある。古来より諏訪神社の神役を勤め任せるを鎮座の事由としていた。又、往古生萱沖が大沼池でそれを諏訪湖にみたてて上社・下社を設けたという。いずれも諏訪信仰が大きな基底をなしている。
明治13年(1880年)まで諏訪大神社と称していたが上生萱神社に社名変更した。その後、明治42年埴科縣神社四社合併される。上生萱神社の跡地は処分されたが、史跡として残す事になり大正7年(1918年)に石原組一同の総会により石碑の建設をする事が決定した。その後、中断されたまま年月が経過したが、ある時の山の神祭典の際、組長より提案が有り一同賛成を得て再度建設が決定し、石碑を建立し現在に至る。地図
*社地 東西50間(90m)、南北18間(32.4m)、面積3反歩(2,976㎡)
*祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)と伝えられている。
建御名方命は、日本神話の大国主命の子で国譲りの使者で、武甕槌命(たけみかづちのみこと)との戦いに敗れて、上生萱神社に祀られた。
*祭日 春季 2月23日、秋季 8月27日

 

埴科大宮神社(村社)

平成29年の敷地変更により、石碑の向きを西向きに改築した。

所在地は、村の酉(西)の方、字北山宮崎にあり、建立は不明であるが、古来より諏訪神社の神役を勤め任せるを鎮座の事由としていた。又、往古生萱沖が大沼池でそれを諏訪湖にみたてて上社・下社を設けたという。いずれも諏訪信仰が大きな基底をなしている。明治13年(1880年)まで元諏訪社と称していたが下生萱神社に社名変更した所、下生萱神社の下という神社号では、氏子から苦情や不平を言われると、祭典も覚つかなくなるので、大門組の大と宮崎組の宮の頭文字一字を取り、埴科郡の名を神社号の上に付けて「埴科大宮神社」と改称した。
その後、明治42年に埴科縣神社四社合併される。
*社地 東西12間(21.6m)、南北60間(108m)、面積2反4畝
(2,380.8㎡)
*祭神 八坂斗売命 (やさかとめのみこと)と伝えられている。
*祭日 春季 3月23日、秋季 8月27日
【追記】
山頂にあった火の見櫓を市の要望により、この地に移転した経過がありました。(現在、火の見櫓はありません)この土地は、島田武久氏の所有地でしたが、平成29年の雨乞い地蔵移設と石碑基礎部の補強工事に伴い、この部分の所有地を区に寄付されました。従って、現在この土地は区の所有地となっています。地図

荒神社(雑社)

この掛け軸は、宮崎組が所蔵しています。

名前 三寶大荒神     荒神社
所在地は、村の戌(北西)の方、生萱字北山立石(たていし)とあり、建立は不明であるが、雨宮摂津守家臣屋敷神としての痕跡あり。(生仁村のある頃)慶安3年3月(1650年)神社修繕と祭りを実施とある。
文政元年(1818年)に、伝染病が蔓延し生萱村でも34軒が発病したが、1人の死者もなかった。それは、村の入り口で荒神さんが頑張っていた御利益であると、若者組が先達となって、文政2年(1819年)鳥居を建立したとある。
荒神を祀り、各家庭の無事と家庭の健康や災厄消除等を祈り、年に1度荒神祭が実施されている。
明治42年(1909年)埴科縣神社四社合併される。地図

* 社地 東西25間(45m)、南北15間(27m)、面積1反2畝15歩(1,239.9㎡)
* 祭神 澳津彦命(おくつひこのみこと)澳津姫命(おくつひめのみこと)と伝えられている。
   澳津彦命は、陰にいてそれぞれの人を保護する神と信じられている。
* 祭日 春季 3月28日、秋季 9月28日 現在も祭日は異なるが年に1回祭られる。

皇大神宮社(雑社)

所在地は、村の丑寅(北東)の方、字東山にあり建立は不明であるが、明治初期に「神宮は天皇陛下の御祖先をまつる氏神であり、国民は陛下の赤子だから神宮に参拝するのは当然であり、国民の義務だ」との教育が徹底していった。
その神宮の末社である本生萱の神宮社は、明治33年(1900年)に、明治政府の定めた社格には該当しない無格社として報告されている。
無格社の皇大神宮社は、伊勢神宮の豊受大神を祀る農耕の神である。
明治42年に埴科縣神社四社合併される。地図

*社地 東西36間(64.8m)、南北9間(16.2m)、面積1反24歩(1,071.2㎡)
*祭神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
*祭日 春季 3月22日、秋季 9月22日

冊子の中で使われている「長さ及び面積の単位の表示」について

長さの単位

  • 1間(いっけん) ➡ 約1.818mですが、1間を1.8mで計算して表示しています。
  • 1尺(いっしゃく) ➡ 6尺が1間(1.818m)ですので、1尺は約30.3cmとなりますが、 1尺を30cmで計算して表示しています。

面積の単位

  • 1反(いったん) ➡ 約991.7㎡ですが、1反を992㎡(300坪)で計算して表示しています。
  • 1畝(いっせ) ➡ 1反の10分の1が1畝ですので、1畝を99.2㎡(30坪)で計算して表示しています。
  • 1歩(いちぶ) ➡ 約3.306㎡ですが、1歩を3.3㎡(1坪)で計算して表示しています。